「〜について考えてました!」
I was thinking of it.
I was thinking about it.
ofもaboutも、
どちらも日本語訳は「〜について」
“どっちでもいいや”
...いいえ!しっかりとした違いがあるんです。
それぞれ、持っているイメージが違います。
悩みや考え。
人はいろんなことを考えますが、
その考え(=thoughts)と私達自身が
・繋がれている
・関係を持っている
・くっ付いて離れない〜!!
これがofのイメージです。
意識の先は、すぐ近くの場合も、遠くにある場合もありますが、
距離関係なく、とにかく自分と考えが糸のようなもので繋がっている状態です。
考えが頭の周りを
・ただよっている
・取り巻いている
・ぐるぐる回っている
これがaboutのイメージ。
ofのように糸で繋がれてはいないけれど、
頭の周りに「いる」状態です。
「彼女のことを考えてた。」というフレーズも、
I was thinking about her.
I was thinking of her.
どちらの言い方をするかで随分と印象が変わります。
★I was thinking about her.
例えば...
「あの子について考えていたんだ。
いつも頑張ってるし、今後どんなポジションについてもらおうかなぁと思って。
彼女は、なんでもひたむきに取り組むところが長所だよね。
でもたまに一人で抱え込んでしまうから、もっとチームに頼れるといいよね!」
...といった感じ。
頭の周りに浮かんで、気にかけているイメージですね。
★I was thinking of her.
「あの子のこと考え始めたら止まらなくなってさ!
ずっと考えちゃって、頭から離れなくてね...
今度飲みに誘ってみようかなぁ。。。どうやって声かけると自然かなぁ。」
同じ写真なのに、随分と違う表情に見えてきませんか?
もちろん、恋人同士や家族など、結ばれた関係性がある間柄では、
「I am thinking of you.」君のことを想ってる。
は自然で、とてもsweetなフレーズです。
恋人以外でも、親友、大切な人。いろんな信頼関係がありますよね。
社内など、オフィシャルな場面で使うこともできますが
場面や状況、言い方によっては
自分のイメージと相手が受け取るイメージが違ってしまう可能性も、少しあるかもしれません。
コトバが違えば当然、イメージも違います!
目安としての日本語訳も大切ですが、感覚やハートで英単語を使いこなせるようになれるといいですね!
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