適当に使うと一大事!? 【of】と【about】=「〜について」の落とし穴。

目安時間:約 4分
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「〜について考えてました!」

 

I was thinking of it.

I was thinking about it.

 

ofもaboutも、

どちらも日本語訳は「〜について」

 

“どっちでもいいや”

 

...いいえ!しっかりとした違いがあるんです。

 

 

1110

 

それぞれ、持っているイメージが違います。

 

 

 

意識を糸で繋ぐ【of】

 

1110_1

悩みや考え。

 

人はいろんなことを考えますが、

その考え(=thoughts)と私達自身が

 

繋がれている

・関係を持っている

・くっ付いて離れない〜!!

 

これがofのイメージです。

 

 

意識の先は、すぐ近くの場合も、遠くにある場合もありますが、

距離関係なく、とにかく自分と考えが糸のようなもので繋がっている状態です。

 

雲のように取り巻く【about】

1110_2

考えが頭の周りを

・ただよっている

・取り巻いている

・ぐるぐる回っている

これがaboutのイメージ。

ofのように糸で繋がれてはいないけれど、

頭の周りに「いる」状態です。

正しく使わないと変に深読みされるかも!?

「彼女のことを考えてた。」というフレーズも、

I was thinking about her.

I was thinking of her.

どちらの言い方をするかで随分と印象が変わります。

★I was thinking about her.

1110_3

例えば...

「あの子について考えていたんだ。

いつも頑張ってるし、今後どんなポジションについてもらおうかなぁと思って。

彼女は、なんでもひたむきに取り組むところが長所だよね。

でもたまに一人で抱え込んでしまうから、もっとチームに頼れるといいよね!」

...といった感じ。

頭の周りに浮かんで、気にかけているイメージですね。

★I was thinking of her.

1110_4

「あの子のこと考え始めたら止まらなくなってさ!

ずっと考えちゃって、頭から離れなくてね...

今度飲みに誘ってみようかなぁ。。。どうやって声かけると自然かなぁ。」

同じ写真なのに、随分と違う表情に見えてきませんか?

もちろん、恋人同士や家族など、結ばれた関係性がある間柄では、

「I am thinking of you.」君のことを想ってる。

は自然で、とてもsweetなフレーズです。

恋人以外でも、親友、大切な人。いろんな信頼関係がありますよね。

社内など、オフィシャルな場面で使うこともできますが

場面や状況、言い方によっては

自分のイメージと相手が受け取るイメージが違ってしまう可能性も、少しあるかもしれません。

コトバが違えば当然、イメージも違います!

目安としての日本語訳も大切ですが、感覚やハートで英単語を使いこなせるようになれるといいですね!

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